法令遵守(コンプライアンス)
法令遵守(コンプライアンス)を法律を守る事だと解釈をする方がおられますが、それなら挙げる必要も無い当然の義務です。法に触れなければギリギリでも良いという意味でもありません。私どもは、法令遵守+αであり、制度運営を行ううえで企業リスクを更に下げ、企業の発展に繋げる事だと考えます。
組合員保護の徹底
制度運営の中で、不正行為に繋がる点として残業・休日出勤・最低賃金割れ等があります。技能実習制度を安く手に入る単純労働力と考える受入企業もいるようですが、私ども協同組合アクシスでは、そのような受入企業の組合への加入は一切認めておりません。たった1つの認識不足の組合員のために、他全組合員および組合運営に支障が出るようなリスクを冒してまで事業運営を行おうとは考えておりません。信頼関係に基づいて制度運営できれば良いと考えております。
送り出し機関の徹底した選抜
当組合は、お蔭様で、これまで数多くの技能実習生の受入を行ってまいりました。その為、送り出し機関について精通しており、優秀な人材を選抜する為に、どのような手続きを踏み、どれくらいの費用が必要か熟知しております。技能実習生選抜が日本国内でのトラブルを避ける為の一番重要なポイントだという事実に重点を置き、送り出し機関選抜に際しては厳しい審査・選抜を行います。提携先送り出し機関も1つだけに絞らず複数社と契約し常に質を審査しております。
日本人スタッフとネイティブスタッフ
同国人による管理は、技能実習生たちへ安心感等を与える事ができますが、場合によっては日本語の上達の弊害になったり、文化的意識の差や同郷意識により公平さに欠けるといった問題点もあります。その為、当組合では日本人スタッフとネイティブスタッフの組合わせで管理をする事により、常に組合員様と技能実習生の中間に立ったバランスの良い
制度運営を可能としています。
毎月の定期訪問・管理エリアの設定
当組合は、毎月の管理訪問を基本としています。3年間は月に1度の訪問を行います。また、他組合によっては、北海道
から沖縄まで受け入れを行う所もあるようですが、緊急時のトラブルに対応ができない遠方などは、管理の観点より
状況によってはお断りさせて頂いております。
日本語教育機関との提携
日本語教育は制度運営・技能実習生の管理で非常に重要だと考えます。その為、当組合では日本語教育に重点を置いており、専門の日本語教育機関と提携を行っております。入国後の集合研修はもちろんのこと、企業に配属後の日本語習得に関わるアドバイスや指導を日本語教師により受けることが可能です。更には、全国外国人技能実習生弁論大
会の参加など、技能実習生の日本語学習への意欲を維持する事ができます。